2021年、萩市と阿武町にある6つの酒蔵が製造する日本酒が、酒類では中国四国地方で初めて、地域の風土と結びついた特産品を保護する国の制度「地理的表示(GI)」に指定されました。
地理的表示(GI)とは
酒類や農産品において、ある特定の産地ならではの特性(品質、社会的評価等)が確立されている場合に、その産地内で生産され、生産基準を満たした商品だけが、その産地名(地域ブランド)を独占的に名乗ることができる制度です。
GI萩は、一定の酒質や原料、製法等の生産基準を満たす清酒にロゴマークを表示。「正しい産地であること」、「一定の基準を満たした品質であること」の信頼の証です。
GI萩の特徴
米由来のふくよかで上品な旨味と爽やかな酸味を主体とした味わいに特徴があります。香りは芳醇なバナナ、メロン、ライチに加えて青竹、新緑を感じる事ができ、吟醸酒はさらにリンゴやパイナップル等の果物の爽やかな香りを感じる事ができます。
余韻には一定の旨味が残りますが、酸味・苦み・アルコール感の切れの良さがあるため、食事の邪魔にならず、続けて呑んでも呑み疲れしない酒質です。